2025/03/27 1:24
何回か、ステアリングギアBOXの割れの件は紹介して来ました。今回は、10数年前にケースの溶接加工してohした物が割れました。当時は未だリプロのケースが出てなかったかなぁ、出てても今より高額な部品だったのでケースのクラックは溶接して直してました。当時、西の方のいわゆる、レース車両のメンテでそこそこ知れていた業者さんがネットで紹介されて比較的に安価だったので、送ってohしてもらいました。当時はアルミ鋳物の溶接加工は、当方外注してましたので、渡りに船で、ここは信頼して直していただきました。が、仕上がって送られてきた物を取り付けると、まあまあ違和感と言うか、ブリロード(負荷をかける’)がきついのか、なんか嫌な感じがしてました。まぁしばらく乗れば馴染んでくるかと、そのまま納車しました。それから、車検毎、気になってたので新しいレプリカギアBOXが出た頃からもう一度やり直そうとお客さんに話してはいましたが、普段使いされている車だったので、まぁそのままになってしまいました。今回、車庫へバックで段差のある路肩を乗り上げる時に、キックバックからかケースが割れてしまいました。このトラブルは面倒で移動が大変です。まぁなんとかガレージの駐車場まで運んでもらいました。JAFさんありがとうございます。
さて、今回はアルミ削り出しの一番信頼できる物を使ってOHとなりました。バラバラになったギアBOXから54個のベアリング、玉ですね、拾い集めって、まあ足りないのは仕方ない。やはり10数個は無くなってました。その拾い集めたベアリングを洗浄してみると、目の錯覚か、ちょと大きな物が2個混じってました。あー、違和感の謎が解けました。それは故意に大きな物を混ぜたのか、それとも間違いなのか、、、これは故意にプリロードをかける為に入れたナ!まぁ、怪我もなかったから騒がないが、酷いことするな、と思う。まぁそこのレース屋さんが作っていたアルファロメオ105のパーツは今になってみると、どれも酷い物でした。やっぱり、当時自分でOHすればと思いました。今回、ステアリングギアBOXの取り付ける際に、ボディーフレームのクラックを修理して補強しました。変に重かったハンドリングは改善されて気持ち良くなりました。しかし、危ない修理しましたねー、プンプン😡